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リーマン×クライシス

​りまくら

▶平凡な三十路サラリーマンのハーレム日常譚。

でもなんでか知らんが、メンバーが人外しかいない気がする。

南條町 紬(なんじょうまち つむぎ)

気が付いたら人外に囲まれてハーレム状態になっていた、至って普通のサラリーマン。押しに弱くお酒に弱い、受け体質で少し頼りなさそうな独身童貞お兄さん。
良い人だが損するタイプ。食べてる時が一番幸せそう。ハウスダストアレルギー持ち。すぐ泣きそうになるが実際そこまで泣くことはない。

​苗字が長くていつもちゃんと呼んでもらえないのがちょっとした悩み。

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シャマチル

天界からの使いだという幼子。「対象を幸せにする・不幸せにする」という不思議な力を持つ。神からのお告げで紬を監視し、幸せにすることを仕事としている。基本的に人間とは会話ができず、表情がほとんど変わらないため何を考えているかはよく分からないが、時折感情の籠った不思議な煙を吐き意思疎通を図ることがある。普段は重くて引きずってしまうため、羽をしまっている。

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ヤタ・ロ・ディーテ

自らを「神様」だと名乗る謎の生命体。熱しやすく冷めやすい、どこか胡散臭くあまり信用できないタイプ。その姿を見たものは呪われるなどと様々な都市伝説が噂されているが実際には(多分)無害である。
天界は居心地が悪いらしく、しょっちゅう地上へやってきては色々な人間にちょっかいを出す。シャマチルの様子を伺うついでに紬のことも面白半分で観察している。目はいつも閉じていて開くことはない。外見に反し声は超ダンディである。
天界のみならず、死後の世界も行き来できるらしいが……?

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アチャ=ゼロジ

地球からはるか遠い銀河の向こうにあるアチャポコロニア星からやってきた留学生の宇宙人。好奇心が強く、探求熱心。地球の文化を気に入り一から色々勉強している。ひょんなことから紬の住む部屋の隣に引っ越してきたので、何かあるとすぐに紬の部屋にやってくる。姿形は自由自在に変化させることができる。たまに動物になったり無機物になったりしてよく紬を驚かしている。

…他にも何か、不可思議な存在がいるらしい。

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