▶平凡だった毎日は、唐突に現れた３人の「自分」によって一転した！

個性豊かな４人の星汰の、自分増える系ほのぼのギャグ四コマ。

・ファンタ４

儚衣 星汰（はかない しょうた）関連…泡沫レスト

このファンタ４世界の主人公で大元の星汰。大体の家事を一通りこなし、スイーツと星モチーフとかわいいものが好きな女子力高めの男子高校生。両親が遠くへ仕事に行っているので大きな家で一人暮らしをしている。一人には慣れているつもりらしいが本当は寂しがり屋。

突然増えた3人の自分に驚きつつも、途端に賑やかになった我が家を嬉しくも思っている。ある時は慈母のように皆を優しさと温かさで包み込み、またある時はオカンの如く生活費の無駄を減らすべく皆を正座させてお説教することもあるとか。

 

大元の大元「泡沫アグリゲート」で葉田杞憂が生み出した儚衣星汰とは別次元の星汰である（メタ的に言うなら泡沫の儚衣はうちの子のうちの子なので孫だがファンタ４儚衣はうちの子扱いになる、スピンオフ的なアレ）。泡沫では純真無垢でまさに天使の生まれ変わりのような存在だったがこの世界ではギャグ適正が上がっている。余談だが性知識もこちらの方がある。つまりそういうことである。

 

 

 

神衣 星汰（かむい しょうた）関連…M・M

勢いだけで生きている元気いっぱいなトラブルメーカー。元々の彼と比べるとだいぶ知能が低下している。神出鬼没でマイペース、大体いつも笑顔。感情をあまり理解していない……と本人は言うが割と喜怒哀楽は激しい（それも結局は真似事なんだけどねとは本人談）。

睡眠をほぼ必要としないため夜は散歩と称して街中を練り歩き、彼なりの『パトロール』をしているらしい。時々肉体を休めるために星汰たちのそばで寝る真似をしている。

 

元世界では神衣星汰という人間が、とある研究の末に生み出された「感情分子」という人工物に肉体を提供していた。「殺（さい）」の感情を充てられたその「殺人分子」なるものがこの世界へ飛ばされた際に神衣の肉体の所有権を完全に持ってしまったため、本来の神衣星汰は意識を落としている状態にありこの世界での行動は全て殺人分子基準である。ただ肉体の所有権を得た代わりに本来の殺人分子としての本能が薄くなっているので、むやみに人を襲うことは…まあないらしい。

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宮衣 星汰（みやい しょうた）

どこか別の世界から飛ばされてきた星汰。儚衣よりも大人で、元世界では非常勤講師として学校勤めをしていた紅茶と旅行が好きな先生のたまご。担当は物理だが英語も少しできる。

儚衣の雰囲気をそのまま成長させたような、誰にでも笑顔で優しい先生だがやはり色々な部分が大人になっている。他の３人をそっと見守るお父さんの立ち位置だがたまにストレスで自棄になって儚衣に世話を焼かせることもしばしば。

 

過去に何度かの失恋を経験し、もう恋なんてしない…と無意識に人との間に薄い壁を作っている。あまり近づきすぎると向こうから離れてしまい、それでも壁を越えようとするとストッパーが外れ重めの愛情表現に囚われてしまう……というのは本人お決まりの脅し文句である。強めに念押ししておけば誰も近づかないだろう、と言って笑うまでがセット。実際どうなのかはそこまでいった人がいないため誰にも分からない。

 

 

 

汐衣 星汰（しおい しょうた）

別の世界から飛ばされてきた星汰。右頬の傷が特徴的な、猫と卵ボーロが好きな超絶寒がり不良。孤高の一匹狼で一人を好むがその不愛想で圧のある瞳のせいで何かと喧嘩や抗争に巻き込まれる。自ら喧嘩を持ち掛けることはほぼない他、自分の面倒ごとに他人を巻き込むのが大嫌いなど意外と根は良い子だったりする。勉強は嫌いではないので頭は良い。顔の作りからして儚衣とは一番遠いタイプのようだが……。

 

…ここだけ意図的に消された痕跡がある。